Alun Alun Kidur 夜ににぎわう広場 ジョグジャカルタで観光

インドネシア関係者には周知の事実だろうが、ジョグジャカルタには王宮がある。インドネシア他地域の王宮は歴史の中で権力を淘汰されてきたのだが、ジョグジャカルタのみ独立戦争のときの関係でスルタンは領地を保ったままである。 ジョグジャカルタ”特別州”と呼ばれる由縁であり、ジョグジャカルタが特別である理由でもある。

また詳しくは書こうと思うが、ジョグジャカルタの王宮の北と南には2つの広場がある。Alun Alun UtaraとAlun Alun Kidulだ。今回は南側のAlun Alun Kidulについて紹介したい。
ここで有名なのは、とにかくこの電飾ぎらぎらの自転車カーである。 レンタルすることができて、自分たちで漕ぐ。音楽はガンガンだ。 広場をぐるりと囲む道路をくるくる回ることができる。駐車場を探す車とバイク、そしてこの自転車カーによっていつも渋滞だ。

アルンアルン

アルンアルンには2本の木が立っているのが特徴だ。この日本の木の間を目隠しをしたままうまく間を通れたら、いいことが起きるみたいなゲームがある。それをして遊ぶのが基本的な楽しみ方のようだ。目隠しも貸し出しているので、それを使うこともできる。

アルンアルン
アルンアルン

広場の内側には他のアクティビティや、物売りもある。電飾のついたものを売っているのが、やはり多い。子供用には塗り絵教室。この塗り絵の遊びは、結構いろいろな都市で見るので流行っているようだ。ただただ、だらだら座っている若者やカップルたちもたくさんいる。

また、面白いのが、屋台だ。こういったテントは広場の外側にある。屋台-道路―広場といった位置関係だ。 だが、座席は広場の中にも設置しているのだ。 テントの下の椅子のあるエリアと、広場の中のござエリア。屋台のスタッフは、道路を渡って料理を持ってきたり、お皿を下げたりするし、お客も帰るときは道路を渡って屋台側に行きお会計をしていたりする。

アルンアルンキドゥル
アルンアルンキドゥル

座席にあるランプは充電式である。この、手作り感、めちゃくちゃ可愛い。毎日充電しているのだろう。店によってこのランプの形も違うので注目してほしい。

アルンアルンキドゥル

私がここでだいたい食べるのはロンデだ。甘い生姜スープの中に、お団子、パン、ナッツ、なぞのゼリー等が入っている。

毎晩休みなくにぎわっているので、夜何もすることが無くて、ちょっと外でだらだらしたいとき、是非行ってみてほしい。

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